2016年11月15日

映像授業のお話 – その1

これから何回かに分けて、映像授業についてご紹介してみたいと思います。今日はまずその第一回として、映像授業の歴史について触れてみたいと思います。

 

映像授業の歴史

 

映像授業もかなり一般的になってきました。では一体いつ頃どのようにして、始まったのでしょうか?

 

私の記憶が正しければ、確か全国の予備校生に向けて、東京の予備校の人気講師が行う授業を、地方でも同時に受けられるように通信衛星を使った授業が始まった後だったように記憶しています。やがて映像授業が増えて衛星による同時受講と切り替わっていったと思うのですが、そのきっかけが何だったのか、あまりよく知りませんでした。

 

それが最近、たまたま塾の業界誌でその答えと思われる記事を目にする機会がありました。マドンナ古文で有名な荻野文子先生のお話です。「朝から夕方まで講義に出られる浪人生と違い、現役生は放課後の2コマ程度。しかも修学旅行など学校行事のある時は休まなければならない。ならば映像授業を導入して都合のいい時間に塾や予備校で授業を受けてもらうしかない」と言うことで、荻野先生は2年間かけて経営者と講師陣を説得した結果、1992年に映像授業が始まったということでした。荻野先生の熱い思いが伝わってくるお話です。おそらくこれが本格的な映像授業の始まりだったのではないかと思います。
一方で1992年と言うと、ちょうどインターネットが日本において本格的に商用ベース化され始めた時期にあたります。まさに技術の進歩と一致しながら、その成長が始まったと言っても良いように思います。

 

映像授業のお話-その5

 

映像授業のお話-その4

 

映像授業のお話-その3

 

映像授業のお話-その2

 

映像授業のお話-その1

 

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